【3月20日 AFP】サッカースペイン代表のセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が19日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選の2連戦で到達することが濃厚とされている代表100キャップを光栄に思うと語った。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)の主力選手で、2010年サッカーW杯南アフリカ大会と欧州選手権で優勝を経験したラモスは、「すべてが順調に進み、100キャップを達成できることを願っているよ。スペインサッカーの歴史に名を残すことは簡単ではないので、とても光栄に思う」とコメントした。

 前回の対戦で1-1と引き分けたフランスとの一戦を26日に控えたスペインは、22日に行われるフィンランドとの試合でまず勝利したいと考えている。

 22日のフィンランド戦でラモスは先発が予想されており、出場すればイケル・カシージャス(Iker Casillas)、シャビ・アロンソ(Xabi Alonso)、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)、カルレス・プジョル(Carles Puyol)、フェルナンド・トーレス(Fernando Torres)に続き、代表100キャップの仲間入りを果たす。

 レアル・マドリードに移籍した2005年に代表デビューを飾ったラモスは、「まだ若くて、キャリアの重要なタイミングで100試合出場を達成できる。だからなおさら嬉しいんだ」とコメントした。

 また、3月30日に27歳になるラモスは「今回の2連戦は、W杯出場を左右する大事な試合になる」と述べた。

 スペインはW杯欧州予選のグループIで3試合を終えて勝ち点7を獲得し、フランスと並びグループ首位に立っている。3差の3位にはグルジアがつけ、フィンランドは勝ち点1でグループ最下位となっている。(c)AFP