【3月13日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ2013(AFC Champions League 2013)は12日、各地でグループリーグ第2節の試合が行われ、グループEのベガルタ仙台(Vegalta Sendai)は江蘇舜天(Jiangsu Sainty)と0-0で引き分けた。

 1937年から38年にかけ起きたとされる南京(Nanjing)事件が起きた同地のスタジアムには6000人の警官が配備され、厳重な警備を受けたベガルタの約100人のサポーターには時折やじが浴びせられたものの、暴力行為が起こることはなかった。

 試合終盤に決勝点を狙い猛攻に出た江蘇舜天は、得点こそ挙げられなかったものの、今大会初の勝ち点1を手にした。しかし、同グループのもう1試合ではFCソウル(FC Seoul)とブリーラム・ユナイテッド(Buriram United)が引き分けたため、江蘇舜天は最下位から抜け出せていない。

 一方、グループFの浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)は4-1でムアントン・ユナイテッド(Muangthong United)に勝利した。

 前半途中にピヤポン・ブンタオ(Piyaphon Buntao)が退場処分となったムアントンに対し、レッズは快勝を挙げてグループ最下位から抜け出した。前半8分にレッズは柏木陽介(Kashiwagi Yosuke)のゴールで先制すると、後半9分に関口訓充(Kunimitsu Sekiguchi)、その5分後に原口元気(Genki Haraguchi)が追加点を挙げた。

 同33分にオウンゴールで4点目を献上したムアントンは、試合終了間際にダグノ・シアカ(Dagno Siaka)が1点を返すにとどまった。

 同グループのもう1試合では広州恒大(Guangzhou Evergrande FC)が1-1で全北現代(Jeonbuk Motors)と引き分けている。(c)AFP