【2月20日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は19日、2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)での「ゴールライン・テクノロジー」導入を決定し、使用する技術について入札を行うと発表した。

 ゴールライン・テクノロジー(以下GLT)は、審判の誤審を減らすことを目的として2012年7月に導入が決定し、同年12月に日本で開催されたクラブW杯(2012 FIFA Club World Cup)で初めて運用された。

 FIFAは「GLTについてはすでに2社に対してFIFAのライセンスが発行されている。その他についても現在(19日の時点で一連の審査を通過したという前提で)発行の準備に入っており、ほどなく入札に参加できる状態になる」と発表した。

 入札で権利を獲得したGLTは、2013年6月のサッカー・コンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)で使用される。

 入札参加を希望するGLT提供各社は、3月中旬にコンフェデレーションズカップの会場へ招待され、その後4月上旬に使用される技術が決定される。(c)AFP