【2月14日 AFP】トルコサッカー連盟(Turkish Football FederationTFF)は13日、ディディエ・ドログバ(Didier Drogba)のトルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)への移籍が認可されたと発表した。

 ドログバが所属していた中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)がドログバの移籍に異議を申し立てていたが、国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)の裁定が12日に下された。TFFの関係者は、「移籍には全く問題ないことが判明した。ドログバは15日からプレーできる」と語っている。

 一方ガラタサライは公式ウェブサイトでTFFから、「ドログバの暫定ライセンスの用意ができた」との通知を受けたと発表している。

 ドログバは年俸1000万ユーロ(約12億6000万円)および1試合1万5000ユーロ(約189万円)の出場給の条件でガラタサライと契約を結んだ。

 コートジボワール出身の34歳のドログバは、トルコ1部リーグのガラタサライと1月に18か月の契約を結んだが、2012年6月に2年半の契約を結んでいた上海申花が移籍に異議を申し立てていた。

 移籍認可に対し上訴すると宣言している上海申花だが、同クラブはこの3か月間ドログバへの報酬を支払っておらず、契約は無効と見なされる。このため、上海申花はドログバの移籍に対する補償金は受けられないとトルコ紙は報じている。

 ガラタサライは20日、欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)決勝トーナメント1回戦でシャルケ04(Schalke04)と対戦する。(c)AFP