【2月13日 AFP】サッカー2013アフリカネイションズカップ(2013 The Africa Cup of Nations)で優勝を飾ったナイジェリア代表が12日、凱旋帰国を果たし、詰めかけた大勢の地元ファンに迎えられた。

 歓迎式典の席で、同国のグッドラック・ジョナサン(Goodluck Jonathan)大統領は、政府から19年ぶりの大会制覇を果たした代表のステファン・ケシ(Stephen Keshi)監督に報奨金6万4000ドル(約600万円)が支払われることを発表した。また、選手には監督の半額分の報奨金と首都アブジャ(Abuja)にある土地が贈呈される。

 ジョナサン大統領はさらにチームメンバーとスタッフへの支援金として国内の著名人から合わせて420万ドル(約3億9200万円)が集まっていることも明らかにした。

 チーム、優勝トロフィーとともに記念撮影を終えた大統領「君たちは国民のスーパーヒーローだ。我々の足取りを弾ませてくれた」とは賛辞を述べた。

 空港で大勢のファンに迎えられた代表チームはその日の午後、短い時間ながらアブジャにある国立競技場(National Stadium)にも姿を見せた。空港からアブジャ中心部へと向かう道路では、制服姿の生徒が国旗を振り選手を待った。(c)AFP/Ola Awoniyi