【2月9日 AFP】アフリカサッカー連盟(Confederation of African FootballCAF)は8日、アフリカネイションズカップ(2013 The Africa Cup of Nations)に出場するブルキナファソ代表のジョナサン・ピトロイパ(Jonathan Pitroipa)に対するレッドカードを撤回し、同選手はナイジェリアとの決勝に出場できることになった。

 ピトロイパは6日に行われたガーナとの準決勝で、スリム・ジェジジ(Slim Jdidi)主審からレッドカードを提示されていたが、同主審が過ちを認めたため、処分は無効になった。

 CAFのイシェム・エル・アムラニ(Hicham El Amrani)事務局長は、報道陣に対して「レッドカードは撤回された」と発表した。

 ピトロイパは、ガーナ戦の延長後半12分に敵陣ペナルティーエリアで実際は相手DFに倒されたにもかかわらず、ダイブと判定されて退場処分となった。チームは勝利を収め決勝に進出したものの、ピトロイパは審判団が過ちを認めなければ決勝に出場することができなかった。

 ヨハネスブルク(Johannesburg)郊外のホテルで朝食を取っていたCAFのイッサ・ハヤトウ(Issa Hayatou)会長は、「誰もが主審が十分な職務を果たしていないと感じていた」と語っている。

「主審から過ちを認める手紙が送られてきたと聞いている。アムラニ事務局長によると、主審は提出したマッチレポートに書かれた内容が間違っていることを認めたとしている」

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