【1月24日 AFP】会計事務所デロイト(Deloitte)は24日、2011-12シーズンのサッカークラブの収入ランキングを発表し、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)がスポーツクラブでは初となる年間5億ユーロ超の収入を達成して8シーズン連続で首位に立った。

 今回が16回目の発表となるデロイトの長者番付「フットボール・マネー・リーグ(Football Money League)」によると、レアル・マドリードは収入面で永遠のライバルである2位FCバルセロナ(FC Barcelona)を上回り、1位の座を守った。

 上位6クラブに変動はなく、3位にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、4位にドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、5位に欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)覇者でプレミアリーグ所属のチェルシー(Chelsea)、6位が同リーグのアーセナル(Arsenal)となった。一方で11-12シーズンのプレミアリーグを制覇したマンチェスター・シティ(Manchester City)は5つ順位を上げて7位に入った。

 11-12シーズンのレアルは、前シーズンから7パーセントの増加となる5億1260万ユーロ(約610億円)の収入を達成した。

 この結果、欧州王者に9度輝いているレアルは8年連続で番付トップを獲得し、1996-97シーズンから2003-04シーズンにトップを守り続けたマンチェスター・ユナイテッドに並んだ。(c)AFP