【12月22日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が、2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)アジア最終予選を戦っているイラク代表監督の候補に挙がった。同氏の代理人が明らかにした。

 ワールド・イレブン・エージェンシー(World Eleven Agency)のエルナン・トフォニ(Hernan Toffoni)氏は「オファーを受けたのでマラドーナ氏に連絡を取ったところ、本人の意思も確認できました。私たちは21日にイラクサッカー連盟(Iraqi football federation)と契約内容について相談する予定です」と語った。

 トフォニ氏はブエノスアイレス(Buenos Aires)でインタビューに応じ、最終決定は「時間の問題」だと記者に見解を示している。イラク側とマラドーナ氏本人の両サイドが熱望していることもあり、結果については楽観視しているという。

 交渉がまとまり、国外へ渡る許可が出れば、マラドーナ氏は11月にイラク代表監督を辞任した元ブラジル代表のジーコ(Zico)氏の後任に就くことになる。

 国際サッカー連盟(FIFA)が19日に発表した最新の世界ランキングでイラクは92位につけている。W杯アジア最終予選ではグループBに入っており、5試合を終えて勝ち点5の3位としているが、2位のオーストラリアとは得失点差わずか1となっている。(c)AFP