【12月14日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズ(New York Red Bulls)に所属する元メキシコ代表主将のラファエル・マルケス(Rafael Marquez)が13日、同クラブとの契約を解除した。

 2010年にレッドブルズに加入したマルケスは、同シーズンは42試合に先発出場していたが、今季は15試合の出場にとどまっていた。マルケスの年俸は、チームメイトのティエリ・アンリ(Thierry Henry)の560万ドル(約4億7000万円)についでリーグ2番目の高給となる460万ドル(約3億8500万円)だった。

 また同日には、33歳のマルケスがメキシコ1部リーグ昇格が決まったレオン(Club Leon)に加入することが明らかになっている。これまで1部で5度の優勝を誇るレオンは、ここ10年間は2部でプレーしていたものの、来季からの1部昇格を決めている。

 マルケスは1996年、17歳の時にCFアトラス(CF Atlas)でプロデビューを飾ると、その後フランスのASモナコ(AS Monaco)で4年間プレーし、2003-04シーズンにはスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に加入した。FCバルセロナでは2度のサッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に貢献している。(c)AFP