【11月30日 AFP】アジア・サッカー連盟(Asian Football ConfederationAFC)は29日、マレーシアのクアラルンプール(Kuala Lumpur)で2012年の年間表彰式を行い、新設されたアジア国際最優秀選手賞に日本代表MF香川真司(Shinji Kagawa)を選出した。

 アジア以外の地域で活躍するアジア人選手に授与される同賞を表彰式を欠席した香川が受賞し、不満の声が上がる一幕もあった。

 表彰式に出席した選手から受賞者を選出するという厳格な規則を適用していたAFCだったが、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)で初の日本人選手となった香川が負傷中であることを鑑みて、同連盟は特例を認めた。

 同賞は日本サッカー協会(Japan Football AssociationJFA)の代理人が受け取ったが、これについてAFCの役員は「委員会は真司が負傷中で欧州にいることもあり、代理人が賞の受け取ってもよいと判断した」とAFPに対してコメントしている。(c)AFP