【11月19日 AFP】フットサルW杯タイ大会2012(Futsal World Cup Thai 2012)は18日、タイのバンコク(Bangkok)で決勝が行われ、ブラジルが3-2でスペインに下し、2大会連続となる通算5度目の優勝を飾った。

 ブラジルは、延長戦でネト(Neto)が決勝ゴールを挙げ、3週間にわたって行われた大会は興奮のうちに閉幕した。

 ネト(Neto)が先制点を挙げたブラジルは、後半にスペインのアイカルド(Aicardo)とトラス(Torras)に立て続けに得点を許した。この2ゴールで優勝を引き寄せたかに見えたスペインだったが、ブラジルは試合終了間際に4度のW杯出場を誇るファルカン(Falcao)が同点ゴールを挙げた。

 試合を支配しながらもネトの土壇場のゴールで敗れた欧州王者のスペインは、2大会連続でブラジルとの決勝戦で黒星を喫した。

 2008年のフットサルW杯ブラジル大会(Futsal World Cup Brazil 2008)決勝でも、ブラジルは2-2の接戦の末PKを制し、優勝を飾っている。(c)AFP