女子サッカー米代表GKソロの婚約者、暴行容疑で逮捕
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【11月14日 AFP】女子サッカー米国代表GKホープ・ソロ(Hope Solo)への暴行容疑で、婚約者のジャラミー・スティーヴンズ(Jerramy Stevens)が13日、逮捕された。スティーヴンズはその後釈放されている。
米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)などでタイトエンドとしてプレーし、13日に33歳となったスティーヴンズは、婚約者のソロに対する暴行の疑いで逮捕されたが、釈放聴聞会は拘束を続ける正当な理由がないとして釈放を決めた。現時点でスティーブンスは不起訴処分となっている。
スティーヴンズとソロは13日に結婚を予定していたが、当日、ソロは聴取に出席することとなった。
米地方紙シアトルポスト・インテリジェンサー(Seattle Post-Intelligencer)によると、12日の午前3時45分頃に何らかの騒ぎがあったとして警察が駆けつけたとき、ソロは協力的ではなかったという。
警察が同紙上で明かしたところによれば、スティーヴンズは2階の寝室の一角に身を隠しており、見つかった後は、眠っていて騒ぎについては何も知らないと語ったという。事件には警察の到着前に家を離れていた招かれざる客を含め、何人かの人間が関わっているとされる。
スティーブンスのシャツと頬には乾いた血がついており、警察はその寝室に争われた形跡があったとしている。スティーヴンズは、顔の血はソロのキスで付いたと弁解したという。
しかしながら、一方でスティーヴンズは、女子サッカー米国代表の正GKで、北京五輪とロンドン五輪で金メダルを獲得しているソロとの間に、結婚後どこに住むかで口論があったことは認めている。
シーホークスのほかタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)でプレーしたスティーヴンズは、数度警察に逮捕された経験を持つ。
スティーヴンズとソロは同じ米ワシントン大学(University of Washington)で、同時期にそれぞれフットボールチームとサッカーチームに所属していた。(c)AFP