【10月13日 AFP】サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は、1-0で勝利した12日のフランス戦後に選手を賞賛しながらも、白星は運に恵まれた面もあったと語った。

 試合はホームのフランスが支配したが、GK川島永嗣(Eiji Kawashima)が再三の好セーブをみせて得点を許さず、日本は後半43分に香川真司(Shinji Kagawa)が決勝点を挙げた。

 素早いカウンタータックから香川が得点した日本は、通算6度目の対戦でフランスから初勝利を挙げ、16日にポーランドで行われるブラジルとの親善試合に向けて、楽天さを取り戻した。

 2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)、アジア最終予選グループBで2位のヨルダンに勝ち点6差をつけて首位に立っている日本は、11月14日にアウェイでのオマーン戦を控えている。

 ■ザッケローニ監督、フランス戦後の談話 
 
「非常に良い結果で、選手たちの自信につながるだろう。しかし、目標はあくまでも2014年のW杯だ」

「後半は、相手のラインの間のスペースでプレーすることできて、良いプレーがあった。素晴らしいカウンターアタックで得点したが、チャンスの面ではフランスが上回っていた」

「守備は非常に良かったが、前半は少しシャイだった。試合終盤にフランスは猛攻を仕掛けたが、それでバランスが崩れていた」

(c)AFP