【10月13日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)ヨーロッパ最終予選は12日、各地で行われ、グループFのロシアは1-0でポルトガルに勝利した。

 ロシアは、ゼニト・サンクトペテルブルク(Zenit St. Petersburg)のFWアレクサンドゥル・ケルジャコフ(Alexander Kerzhakov)のゴールでポルトガルとの接戦を制し、同グループの首位に立った。

 ファビオ・カペッロ(Fabio Capello)率いるロシアは、旧ソビエト連邦(Soviet Union)崩壊後、初めてポルトガルに勝利した。ロシアは今予選3戦全勝で勝ち点を9とし、ポルトガルに同3差をつけた。

 ロシアは前半6分、ケルジャコフがポルトガルの守備陣を破って抜け出すと、GKルイ・パトリシオ(Rui Patricio)の守るゴールにフリーでシュートを蹴りこんだ。

 一方、ロシアのルジニキ・スタジアム(Luzhniki Stadium)の湿った人工芝のピッチ上で同点に追いつくべく攻め込んだポルトガルだったが、ロシアのGKイゴール・アキンフェエフ(Igor Akinfeyev)が好守を連発し、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とブルーノ・アルベス(Bruno Alves)の際どいシュートもセーブされた。(c)AFP