クロアチアのサッカー選手、チームバスでビール缶開け罰金10万ユーロ
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【9月26日 AFP】サッカー、クロアチア1部リーグのディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)は25日、試合に向かうチームバスにビールを持ち込んだディフェンダー(DF)のドマゴイ・ビダ(Domagoj Vida)に対し、10万ユーロ(約1000万円)の罰金を科した。 ディナモ・ザグレブは公式ホームページで、「スポーツマンらしからぬ振る舞いをしたドマゴイ・ビダに罰金を科した」と声明を発表している。
10万ユーロは、ビダの年俸の約4分の1にあたり、ザグレブ(Zagreb)市内のバーであれば瓶ビール5万本が買えると、地元メディアは報じている。
クラブは詳細を発表していないものの、地元メディアは、国内カップ戦の試合のため同国西部のヴルサル(Vrsar)に向かうチームバスの中でビダはビールの缶を開けられずにはいられなかったと伝えている。
アンテ・チャチッチ(Ante Cacic)監督は、缶を開けたビダに対し即刻バスから降りるよう命じたという。
ディナモ・ザグレブは8月にサミール(Jorge Sammir Campos)に対し2度にわたって合計27万ユーロ(約2700万円)、ニコラ・ポクリヴァッチ(Nikola Pokrivac)にも2万ユーロ(約200万円)の罰金を科しており、今回の罰金額は、選手たちの度を越えた振る舞いをこれ以上許容しないというクラブ側の決意を裏付けている。(c)AFP