【9月13日 AFP】イングランドサッカー協会(Football Association、FA)は12日、協会創立150周年となる2013年にブラジルと国際親善試合を行うと発表した。

 イングランドは、W杯5度の優勝を誇るブラジルと同年2月6日にウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で対戦し、同年6月に短期の南米ツアー中にブラジルと再戦する。

 ブラジルとの試合は常に大きな注目を集めるが、8月に閉幕したロンドン五輪の銀メダル獲得チームで、2014年サッカーW杯(2014 World Cup)の開催国を務めるブラジルとの対戦という点で、さらに話題を集めると見られる。

 また、イングランドはアイルランドと協会創立150周年記念の一環として、同年5月29日にウェンブリーで親善試合を行う。またアイルランド・サッカー協会(Football Association of Ireland、FAI)は2014年11月に、ダブリン(Dublin)のアビバ・スタジアム(Aviva Stadium)にイングランドを迎えると発表している。

 イングランドとアイルランドの対戦は、スタンドでイングランドのファンが暴徒化し中止となった、1995年のランズダウン・ロード(Lansdowne Road Stadium、現アビバ・スタジアム)での親善試合以降では初めてとなる。

 FAはこれに先駆け、創立150周年を記念してスコットランドとも2013年8月に親善試合を行うと発表している。イングランドとスコットランドの対戦は、1872年に行われた世界最古の国際試合のカードとなっている。(c)AFP