【9月12日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選は11日、各地で行われ、グループCのドイツは2-1でオーストリアに勝利した。

 7日の初戦でフェロー諸島を3-0で下していたドイツは、マルコ・ロイス(Marco Reus)とメスト・エジル(Mesut Ozil)の得点で勝ち点3を積み上げ、グループ首位に立っている。

 ドイツは前半44分、ミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)のアシストからロイスが決めて均衡を破った。後半7分にはトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)がフェリ・カフラク(Veli Kavlak)に倒されたとして得たペナルティーキック(PK)を、レアル・マドリード(Real Madrid)所属のエジルが巧みに決めて2-0とした。

 4万7000人と満員の観客が詰めかけた本拠地の試合でオーストリアは、ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)所属のズラトコ・ユヌゾビッチ(Zlatko Junuzovic)が後半12分に得点を決め、面目を保った。

 オーストリアは、後半25分にドイツのフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)のミスからギド・ブルグスタラー(Guido Burgstaller)があわや同点というチャンスを迎えたが決めきれず、その後もマルコ・アルナウトビッチ(Marko Arnautovic)がチャンスを迎えるなど攻め立てたが同点に持ち込むことはできなかった。(c)AFP/Sim Sim Wissgott