【9月12日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選は11日、各地で行われ、グループHのイングランドは1-1でウクライナと引き分けた。

 精彩を欠いたイングランドは、終盤に得た重圧のかかるペナルティーキック(PK)をチェルシー(Chelsea)所属のフランク・ランパード(Frank Lampard)が決め、何とか引き分けに持ち込んだ。

 前半38分にウクライナのイェブヘン・コノプリャンカ(Yevhen Konoplyanka)に先制点を許したロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督率いるイングランドは、ショッキングな敗戦を喫するかに思われた。

 しかし、5-0で勝利した7日のモルドバ戦で2得点を挙げている34歳のランパードが、エフゲニ・カチェリディ(Yevhen Khacheridi)のハンドで得たPKを決めてスコアを同点とした。

 ホジソン監督にとっては2試合を無敗で終えたことが救いではあるものの、主将のスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)が試合終了間際にこの試合2枚目のイエローカードを受け退場するという事態が起こった。リバプール(Liverpool FC)所属のジェラードは、次戦のサンマリノ戦は出場停止となる。(c)AFP/Steve Griffiths