【8月15日 AFP】フランス司法当局は14日、同国サッカー代表のフランク・リベリ(Franck Ribery)とカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)について、未成年を買春したとして起訴する方針を固めた。

 同国の予審判事によると、リベリとベンゼマを含む8人に加え、パリ(Paris)のシャンゼリゼ(Champs Elysees)通りにあるナイトクラブも起訴される。このナイトクラブでコールガールのザヒア・デハール(Zahia Dehar)さんと顧客が会っていたとされる。

 現在20歳のデハールさんは当局に対し、ベンゼマとは自分が16歳だった2008年に、リベリとは翌2009年に客として関係を持ったことを明らかにしているものの、2人の選手は自分が未成年であることを知らなかったと主張している。

 事件は2010年に行われたサッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)直前に発覚し、フランス代表のイメージを損なった。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するリベリと、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するベンゼマには、最大3年の禁固刑、または罰金4万5000ユーロ(約440万円)が科される可能性がある。(c)AFP