【7月23日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)に入団したコートジボワール代表のディディエ・ドログバ(Didier Drogba)が22日、移籍後初出場を果たし、同点ゴールをアシストするなど存在感を見せた。

 17試合を終えて4勝しか挙げていない上海申花は、前半21分にモイセス(Moises Moura Pinheiro simply Moises)のオウンゴールで先制点を許しながらも、ドログバ投入で流れを変えて試合を1-1の引き分けに持ち込んだ。

 敵地で行われた広州富力(Guangzhou R&F)との試合に後半開始から途中出場したドログバは、約40メートルの距離からフリーキック(FK)を直接狙うなど広州富力のゴールを脅かすと、後半23分にはチームの司令塔カオ・ユンディン(Cao Yunding)へスルーパスを通し、同点ゴールをアシストした。

 ドログバへの期待の高さから中国サッカー界で最も注目されていた試合には、スタンドに元日本代表監督で現在は中国2部リーグの深圳紅鑽(Shenzhen Ruby)を率いるフィリップ・トルシエ(Phillippe Troussier)監督や、2006年W杯ドイツ大会でイタリア代表を優勝に導いた広州恒大(Guangzhou Evergrande FC)のマルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)監督の姿もあった。(c)AFP