【7月7日 AFP】オランダサッカー協会(Koninklijke Nederlandse Voetbal BondKNVB)は6日、同国代表チーム監督を辞任したベルト・ファン・マルワイク(Bert van Marwijk)氏の後任に、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)氏が就任したことを発表した。

 KNVBは声明で「代表チームの新監督にルイス・ファン・ハール氏を任命した。ファン・ハール氏とは8月1日から2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)終了までの契約で合意に達した」と発表している。

 オランダ代表はウクライナとポーランドが共催したサッカー欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)でグループリーグ敗退に終わり、チームを率いたファン・マルワイク前監督は6月27日に辞任した。

 現役時代はオランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)で活躍し、その後同チームの監督に就任したファン・ハール氏は、1993-94年から95-96年まで国内リーグ3連覇を果たし、その後はスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)で指揮を執っている。

 2000年にフランク・ライカールト(Frank Rijkaard)氏の後任としてオランダ代表監督に就任したファン・ハール氏は、チームを率いた14試合で12勝を挙げたものの、2002年サッカーW杯日韓大会では欧州予選敗退に終わり、2001年に辞任している。

 2009年にドイツの強豪バイエルンの監督に就任したファン・ハール氏は、2009-10シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2009-10)でチームを準優勝に導いたものの、2011年に解任となった。(c)AFP