【7月5日 AFP】サッカー、リベルタドーレス杯2012(Copa Libertadores de America 2012)は4日、サンパウロ(Sao Paulo)で決勝第2戦が行われ、コリンチャンス(Corinthians)が2-0でボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)を破り、2試合合計スコア3-1で大会初優勝を飾った。

 6月28日にアルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)で行われた第1戦を1-1で引き分けて迎えた第2戦、コリンチャンスは後半9分と同27分にエメルソン(Emerson Sheik)が得点し、南米の強豪が集結する同大会で10度目の決勝進出を果たしたボカ・ジュニアーズの7度目の優勝を阻んだ。

 ここまでリベルタドーレス杯で決勝に一度も進出したことがなかったコリンチャンスだったが、準々決勝でバスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)を2試合合計1-0で下し、準決勝でネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)擁する前回王者のサントスFC(Santos FC)を2試合合計2-1で破るなど、今大会無敗の快進撃を見せていた。

 チッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka ''Tite'')監督率いるコリンチャンス歴史的な勝利は、会場のパカエンブー・スタジアム(Pacaembu Stadium)へ詰め掛けた4万人の観客だけでなく、本拠地サンパウロ市内の大勢のファンが喜びを爆発させた。(c)AFP