【6月18日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)が、コートジボワール代表のディディエ・ドログバ(Didier Drogba)に国内最高額となる週給31万4000ドル(約2500万円)のオファーを提示した。同国のメディアが18日、報じた。

 地元紙の東方早報(Oriental Morning Post)は、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)で欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)優勝に貢献した後、同クラブを退団した34歳のドログバの上海申花への移籍が秒読み段階で、双方は2年半の契約で「基本的に」合意に至ったと報じている。

 同紙は上海申花が、現在同クラブのトッププレーヤーで、週給が29万1000ドル(約2300万円)とみられているニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)を超える金額をドログバに提示したとし、早ければ7月初旬から上海申花でプレーを始めると伝えている。

 これに対しクラブ側はコメントを控えており、関係者は契約が成立すればドログバ自身から発表があると説明している。

 インドのニューデリー(New Delhi)を訪問中のドログバは17日、「次のステップは興味深い」と語り、今後については近々発表すると明かしながらも、上海申花との交渉に関する質問には口を閉ざしたままだった。

 アネルカを獲得しながら16チームが所属する同リーグで現在12位につける上海申花は、ジャン・ティガナ(Jean Tigana)監督を解任し、後任に元アルゼンチン代表監督のセルヒオ・バティスタ(Sergio Batista)氏を後任に迎えている。(c)AFP