【6月16日 AFP】サッカー欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)の共催国で、グループリーグ敗退が決まったポーランド代表のフランチシェク・スムダ(Franciszek Smuda)監督が15日、退任を表明した。

 ポーランドの公共放送TVPに出演したスムダ監督は、落胆の表情を浮かべながら「これで完全に命運は尽きた。欧州選手権を最後に私の契約は満了となる。みなさんに感謝しています」とコメントした。

 大会開幕から2試合連続で引き分けたポーランドは、グループ最終戦でチェコに勝利することがベスト8進出への条件だったが、後半27分にペトル・イラチェク(Petr Jiracek)に得点を奪われて0-1で敗戦を喫し、大会から姿を消した。
 
 2009年10月よりポーランド代表を率いてきたスムダ監督は「選手たちは全力を尽くしてくれたものの、パスミスが多すぎた。後半はボールを奪うために走り続けなければならなかった」と試合を振り返った。(c)AFP

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