イングランドのホジソン監督、ルーニー復帰を明言
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【6月16日 AFP】サッカー欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)に出場するイングランド代表のロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督が15日、出場停止処分が明けるウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)についてコメントし、ウクライナと対戦するグループD最終戦に先発出場させる意向を明らかにした。
15日に行われたスウェーデン戦で一時はリードを許したものの、イングランドは若手のアンディー・キャロル(Andy Carroll)、テオ・ウォルコット(Theo Walcott)、ダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)のゴールで逆転勝利を収め、準々決勝進出に王手をかけた。
ホジソン監督は好調のキャロルとウェルベックの先発起用に頭を悩まされたことを認めながらも、ウクライナ戦でルーニーを外すことはできないと語った。
ホジソン監督は「先発メンバーを決める時に悩むのは嫌いじゃない。スウェーデン戦で前線の2選手(キャロルとウェルベック)が見せたパフォーマンスには感激しているし、テオも大きな貢献をしてくれた。途中出場で素晴らしいゴールを決め、決勝点をアシストしたのだから、彼も自分の成し遂げたことに満足しているはずだ」とコメントした。
その一方で、「それでもウェイン・ルーニーという選手は特別であり、彼をチームから外すことは困難な選択だ。ルーニーと同じチームのメンバーならば、彼に対する処分が解けるということは彼が試合に出場することになると思うはずだ」と述べている。
■ホジソン監督「ルーニーの復帰でプレッシャーを軽減できる」
19日にドネツク(Donetsk)のドンバス・アレナ(Donbass Arena)で行われるウクライナ戦では、アシュリー・ヤング(Ashley Young)が左サイドに配置され、ルーニーはストライカーとしてキャロルかウェルベックのポジションに入ると予想されている。
ホジソン監督は、「ルーニーは深い位置でボールを受けられるストライカーの位置に戻る。ここまで彼の代役を務めてくれたヤングは、もっと幅広く動ける場所が適任だろう」と語っている。
ウクライナ戦では引き分け以上の結果でイングランドのグループリーグ突破が確定するが、ホジソン監督は勝ち点1以上の獲得に自信を見せながらも、試合へのアプローチの仕方については言及を避けた。
「引き分け以上の結果で勝ち上がることを理解して試合に臨めるのは喜ばしいことだ。苦しい戦いを強いられてきたからこそ、その喜びは格別なものになるはずだ。このグループに楽な相手など存在しなかった」
「われわれがここまで示してきた基準よりレベルを落とさないことが目標になる。ルーニーが加われば、チームに対するプレッシャーが少し軽減されるかもしれない」
(c)AFP/Rob Woollard
【関連記事】
・イングランドが逆転勝利、スウェーデンは敗退決定 欧州選手権
・サッカー欧州選手権2012 特集ページ
15日に行われたスウェーデン戦で一時はリードを許したものの、イングランドは若手のアンディー・キャロル(Andy Carroll)、テオ・ウォルコット(Theo Walcott)、ダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)のゴールで逆転勝利を収め、準々決勝進出に王手をかけた。
ホジソン監督は好調のキャロルとウェルベックの先発起用に頭を悩まされたことを認めながらも、ウクライナ戦でルーニーを外すことはできないと語った。
ホジソン監督は「先発メンバーを決める時に悩むのは嫌いじゃない。スウェーデン戦で前線の2選手(キャロルとウェルベック)が見せたパフォーマンスには感激しているし、テオも大きな貢献をしてくれた。途中出場で素晴らしいゴールを決め、決勝点をアシストしたのだから、彼も自分の成し遂げたことに満足しているはずだ」とコメントした。
その一方で、「それでもウェイン・ルーニーという選手は特別であり、彼をチームから外すことは困難な選択だ。ルーニーと同じチームのメンバーならば、彼に対する処分が解けるということは彼が試合に出場することになると思うはずだ」と述べている。
■ホジソン監督「ルーニーの復帰でプレッシャーを軽減できる」
19日にドネツク(Donetsk)のドンバス・アレナ(Donbass Arena)で行われるウクライナ戦では、アシュリー・ヤング(Ashley Young)が左サイドに配置され、ルーニーはストライカーとしてキャロルかウェルベックのポジションに入ると予想されている。
ホジソン監督は、「ルーニーは深い位置でボールを受けられるストライカーの位置に戻る。ここまで彼の代役を務めてくれたヤングは、もっと幅広く動ける場所が適任だろう」と語っている。
ウクライナ戦では引き分け以上の結果でイングランドのグループリーグ突破が確定するが、ホジソン監督は勝ち点1以上の獲得に自信を見せながらも、試合へのアプローチの仕方については言及を避けた。
「引き分け以上の結果で勝ち上がることを理解して試合に臨めるのは喜ばしいことだ。苦しい戦いを強いられてきたからこそ、その喜びは格別なものになるはずだ。このグループに楽な相手など存在しなかった」
「われわれがここまで示してきた基準よりレベルを落とさないことが目標になる。ルーニーが加われば、チームに対するプレッシャーが少し軽減されるかもしれない」
(c)AFP/Rob Woollard
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