ギリシャが準々決勝進出、ロシアは敗退 サッカー欧州選手権
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【6月17日 AFP】サッカー欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)は16日、共催国ポーランドでグループAの2試合が行われ、ワルシャワ(Warsaw)ではギリシャが1-0でロシアに勝利し、準々決勝進出を決めた。
初戦のポーランド戦を1-1で引き分け、続くチェコ戦で1-2と敗れていたギリシャは、序盤から積極的な姿勢を保ち続けた。すると前半終了間際、主将を務めるベテランのギオルゴス・カラグニス(Giorgos Karagounis)がロシアのセルゲイ・イグナシェヴィッチ(Sergei Ignashevich)のミスからボールを奪うと、そのままシュートへ持ち込んで決勝点を挙げた。
スタジアムを訪れた4千人のギリシャサポーターは、ほとんどの時間ロシアの2万人のサポーターに押されていたが、カラグニスのゴールが決まると狂喜した。
同日行われた試合でチェコがポーランドを下し勝ち点を6に伸ばして決勝トーナメント進出を決めた中、ギリシャとロシアは勝ち点4で並んだものの、直接対決の戦績でギリシャが8強入りを果たした。
敗退が決まったロシアはとチェコに4-1で快勝、ポーランドと1-1で引き分けて無敗だったが、ギリシャに番狂わせを演じられた。(c)AFP/Jonathan Fowler