スペイン代表のビジャ、欧州選手権出場を断念
このニュースをシェア
【5月23日 AFP】スペインサッカー連盟(Real Federacion Espanola de Futbol、RFEF)は22日、同国代表のダビド・ビジャ(David Villa)が、6月開幕の欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)を欠場すると公式ウェブサイトで発表した。
スペイン代表として82試合に出場し、同国代表歴代最多となる51得点を記録しているビジャは、所属するFCバルセロナ(FC Barcelona)が出場した2011年12月のクラブW杯(2011 FIFA Club World Cup)で左すねを骨折し、欧州選手権への召集が疑問視されていた。
スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は、体調を万全にするための時間の猶予をビジャに与えていたが、チームが合宿地のオーストリア・シュルンス(Schruns)に到着した22日に時間切れとなった。
RFEFはウェブサイトに掲載した声明で「ビジャが欧州選手権に出場する代表チームのメンバーに入ることは不可能になった」と発表している。
声明によると「チームがシュルンスに到着した後、ビジャは代表チームの専属医師と話し合った。ビジャは練習に参加できる状態になく、期待していたような回復が見られなかったため、デル・ボスケ監督に連絡し、大会出場を断念することが決まった」としている。(c)AFP