【5月17日 AFP】Jリーグ1部(J1)のセレッソ大阪(Cerezo Osaka)は16日、同クラブ所属でU-23日本代表ミッドフィルダー(MF)の清武弘嗣(Hiroshi Kiyotake)が7月1日付けでドイツ・ブンデスリーガ1部のニュルンベルク(1. FC Nuremberg)に移籍することを発表した。

 移籍金は推定100万ユーロ(約1億円)とされ、契約期間は3年となっている。

 22歳の清武は、2008年に大分トリニータ(Oita Trinita)でデビューし、2010年にセレッソ大阪に移籍した。Jリーグでは通算92試合に出場し、17得点を挙げている。

 日本代表として5試合に出場しているものの得点記録はない清武だが、1968年のメキシコ五輪で獲得した銅メダル以来のメダルを狙う2012年ロンドン五輪代表候補となっている。

 現在ブンデスリーガで活躍する日本人には、イングランド・プレミアリーグへの移籍が噂されているボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の香川真司(Shinji Kagawa)のほかに、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)の岡崎慎司(Okazaki Shinji)、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)の長谷部誠(Makoto Hasebe)らがいる。(c)AFP