残るチケットは5万枚、売り上げ目標は達成 サッカー欧州選手権
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【4月24日 AFP】欧州サッカー連盟(Union of European Football Associations、UEFA)は23日、ポーランドとウクライナで共催されるサッカー欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)の売れ残っているチケットが、ウクライナ国内で行われる試合の約5万枚分になったと明かした。
UEFAのチケット販売部門のペドロ・コレイア(Pedro Correia)氏は、ポーランドのワルシャワ(Warsaw)で行われた会見で、「ポーランドではチケットはほぼ売り切れた。ウクライナでは約5万枚がわれわれの手元に残っている。ウクライナよりもポーランドでの需要が高いことは周知のことだ」と、共催する両国のコントラストを浮き彫りにするコメントをした。
かつての鉄のカーテンの向こう側で初めて開催される欧州選手権では百万人以上がスタジアムでの観戦に訪れるとみられているが、特にウクライナでは宿泊施設の供給を需要が大幅に上回っている。
ウクライナのホテルなどは、比較的低品質の宿泊施設で高額の宿泊費を請求し、ヨーロッパの西側から訪れる観光客から手っ取り早くもうけようとしている。4月初旬にウクライナを訪れたUEFAのミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長は、「強盗と詐欺師」がいると激しく非難するコメントを残している。
コレイア氏は、「ウクライナに関しては、実際のところ売れ行きは十分だ。欧州選手権2012のチケットは約140万枚あり、大会の残りチケットは5万枚となっている」とし、チケットが残った理由については、すでに終わったチケット最終販売期間で加盟国がすべての割り当て分を引き受けなかったことや、欧州内の経済状況、移動や宿泊にかかる費用などがあるとしている。
またコレイア氏はAFPに対し、「通常、われわれはチケットの売上目標を95パーセントに設定している。100パーセントというのは不可能な数字だからだ。その目標を達成し、96、97パーセントを売り上げたと考えている。過去を振り返れば、欧州選手権2008(Euro 2008)では約6万枚のチケットが最後の最後で売れた。常軌を逸しているわけではない」とコメントしている。(c)AFP
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UEFAのチケット販売部門のペドロ・コレイア(Pedro Correia)氏は、ポーランドのワルシャワ(Warsaw)で行われた会見で、「ポーランドではチケットはほぼ売り切れた。ウクライナでは約5万枚がわれわれの手元に残っている。ウクライナよりもポーランドでの需要が高いことは周知のことだ」と、共催する両国のコントラストを浮き彫りにするコメントをした。
かつての鉄のカーテンの向こう側で初めて開催される欧州選手権では百万人以上がスタジアムでの観戦に訪れるとみられているが、特にウクライナでは宿泊施設の供給を需要が大幅に上回っている。
ウクライナのホテルなどは、比較的低品質の宿泊施設で高額の宿泊費を請求し、ヨーロッパの西側から訪れる観光客から手っ取り早くもうけようとしている。4月初旬にウクライナを訪れたUEFAのミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長は、「強盗と詐欺師」がいると激しく非難するコメントを残している。
コレイア氏は、「ウクライナに関しては、実際のところ売れ行きは十分だ。欧州選手権2012のチケットは約140万枚あり、大会の残りチケットは5万枚となっている」とし、チケットが残った理由については、すでに終わったチケット最終販売期間で加盟国がすべての割り当て分を引き受けなかったことや、欧州内の経済状況、移動や宿泊にかかる費用などがあるとしている。
またコレイア氏はAFPに対し、「通常、われわれはチケットの売上目標を95パーセントに設定している。100パーセントというのは不可能な数字だからだ。その目標を達成し、96、97パーセントを売り上げたと考えている。過去を振り返れば、欧州選手権2008(Euro 2008)では約6万枚のチケットが最後の最後で売れた。常軌を逸しているわけではない」とコメントしている。(c)AFP
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