【2月23日 AFP】サッカー、ロンドン五輪アジア最終予選は22日、各地で試合が行われ、グループCの日本は4-0でマレーシアを下し、5大会連続の五輪出場に前進した。

 また、同日行われた試合でシリアが1-2でバーレーンに敗れたため、日本は勝ち点12でグループCの首位に返り咲いた。日本は最終戦で、シリアと勝ち点9で並ぶバーレーンと対戦する。

 試合前の時点で同じグループCのシリアと勝ち点9で並び、総得点で2位につけていた日本は、前半35分に酒井宏樹(Hiroki Sakai)のゴールで先制し、同44分に大迫勇也(Yuya Osako)が追加点を奪うと、後半10分には原口元気(Genki Haraguchi)、同20分には斎藤学(Manabu Saito)の得点で突き放した。

  関塚隆(Takashi Sekizuka)監督は、「もう1、2点取れれば良かったが、4得点でも素晴らしい結果だと思います。チームのパフォーマンスに満足しているし、個々がよくやってくれた」とコメントした。

 すでに予選敗退が決まっているマレーシアは5連敗となった。
 
■韓国が7大会連続五輪出場を決める

 グループAでは、洪明甫(Hong Myung-Bo、ホン・ミョンボ)監督が指揮を執る韓国が3-0でオマーンを破り、7大会連続となる五輪出場を決めた。

 グループBでは、アラブ首長国連邦(UAE)が1-0でオーストラリアに勝利し、ウズベキスタンは1-2でイラクに敗れた。グループ首位に立つUAEと勝ち点3差で同2位につけるウズベキスタンは、3月14日の最終戦で対戦する。(c)AFP