【11月4日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は3日、ロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)とニューヨーク・レッドブルズ(New York Red Bulls)によるプレーオフの西カンファレンス準決勝第2戦が行われ、第1戦を1-0で先勝しているギャラクシーが2-1で勝利し、2試合合計スコア3-1でカンファレンス決勝に駒を進めた。

 ギャラクシーと結んだ5年契約の最終シーズンを迎え、MLS制覇で有終の美を飾りたいと望んでいるデビッド・ベッカム(David Beckham)が、20日に行われるMLSカップ(MLS Cup 2011)進出に一歩前進した。

 フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)をはじめ、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)やクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park Rangers、QPR)への移籍が噂されているベッカムは、前半42分にコーナーキック(CK)から同点ゴールをアシストし、後半29分には自らファウルを受けてペナルティーキック(PK)を獲得するなど、2得点を演出する活躍を見せた。

 ギャラクシーは今季13勝5分けと相性の良い本拠地ホーム・デポ・センター・スタジアム(Home Depot Center stadium)で開催されるMLSカップ進出をかけ、カンファレンス決勝でレアル・ソルトレーク(Real Salt Lake)と対戦する。

 試合は前半4分にレッドブルズが、元フランス代表のティエリ・アンリ(Thierry Henry)のアシストからルーク・ロジャース(Luke Rodgers)が得点し先制したが、ギャラクシーは同42分にベッカムのコーナーキック(CK)からマイク・マギー(Mike Magee)が同点ゴールを決めると、後半30分にはベッカムが倒されて得たペナルティーキック(PK)からランドン・ドノバン(Landon Donovan)が決勝点を奪った。(c)AFP