FIFA会長選疑惑、ワーナー副会長が辞任
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【6月21日 AFP】国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football Association、FIFA)は20日、ジャック・ワーナー(Jack Warner)副会長(68)の辞任を発表した。
北中米カリブ海サッカー連盟(Confederation of North, Central American and Caribbean Association Football、CONCACAF)の会長でもあるトリニダード・トバゴ出身のワーナー氏は、FIFA会長選に絡む買収疑惑で5月、FIFAの倫理委員会から暫定的な活動停止処分を受けていた。FIFAは「ワーナー氏の辞任を受け、倫理委員会は同氏に対する全ての手続きを打ち切り、推定無罪を宣言する」と発表している。
ワーナー氏は6月初旬に行われたFIFAの会長選で、現職のゼップ・ブラッター(Sepp Blatter)会長の牙城を崩すべく立候補した、アジア・サッカー連盟(Asian Football Confederation、AFC)会長のモハメド・ビン・ハマム(Mohamed Bin Hammam)氏と共に、暫定的に活動停止処分を科されていた。両氏はCONCACAFに加盟する各国協会の会長らに4万ドル(約320万円)の賄賂を贈った疑惑が持たれている。
またFIFAは同日、ビン・ハマム氏から活動停止処分についての意義申し立ての正式な通知が寄せられたと発表し、検討を行うとしている。(c)AFP
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北中米カリブ海サッカー連盟(Confederation of North, Central American and Caribbean Association Football、CONCACAF)の会長でもあるトリニダード・トバゴ出身のワーナー氏は、FIFA会長選に絡む買収疑惑で5月、FIFAの倫理委員会から暫定的な活動停止処分を受けていた。FIFAは「ワーナー氏の辞任を受け、倫理委員会は同氏に対する全ての手続きを打ち切り、推定無罪を宣言する」と発表している。
ワーナー氏は6月初旬に行われたFIFAの会長選で、現職のゼップ・ブラッター(Sepp Blatter)会長の牙城を崩すべく立候補した、アジア・サッカー連盟(Asian Football Confederation、AFC)会長のモハメド・ビン・ハマム(Mohamed Bin Hammam)氏と共に、暫定的に活動停止処分を科されていた。両氏はCONCACAFに加盟する各国協会の会長らに4万ドル(約320万円)の賄賂を贈った疑惑が持たれている。
またFIFAは同日、ビン・ハマム氏から活動停止処分についての意義申し立ての正式な通知が寄せられたと発表し、検討を行うとしている。(c)AFP
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