【7月24日 AFP】フランスサッカー連盟(French Football Federation、FFF)は23日、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の代表メンバー全23人をノルウェーとの国際親善試合(8月11日)で出場停止にすると発表した。

 ローラン・ブラン(Laurent Blanc)新監督がW杯メンバー23人をノルウェー戦から外すことを提案、パリで開かれた連盟の委員会で承認された。

 W杯でフランス代表は、レイモン・ドメネク(Raymond Domenech)前監督に暴言を吐いてニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)が大会期間中に代表から追放となり、処分に抗議した選手が練習をボイコットするなど、内紛に揺れ、1勝もできずに1次リーグで敗退した。

 ブラン新監督はW杯メンバーに科せられた処分について詳しく説明することを拒んでいるが、就任後初めの会見で一連の騒動を考慮すると明かしていた。

 ブラン新監督は8月5日、ノルウェー戦のメンバーを発表する予定。(c)AFP

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