スペインが初優勝、オランダに延長1-0で勝利 W杯
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【7月12日 AFP】(記事更新、写真追加)2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)決勝、オランダ対スペイン。スペインが1-0で勝利し、初優勝を果たした。
大会初戦で敗れたチームが優勝するのは史上初。スペインはスイスとの1次リーグ初戦を0-1で落としていた。
オランダは1974年西ドイツ大会、1978年アルゼンチン大会に続き3度目の決勝進出だったが、今回も涙をのんだ。
試合は120分間を戦い0-0のまま、PK戦を迎えるかと思われたが、延長後半11分にアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)の得点でスペインが先制。スペインはそのまま逃げ切った。
オランダは延長後半4分、2枚目のイエローカードでヨニー・ハイティンガ(Johnny Heitinga)が退場となった。
大会は全日程が終了。大会最多得点は5ゴールでウルグアイのディエゴ・フォルラン(Diego Forlan)、ドイツのトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)、オランダのウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)、スペインのダビド・ビジャ(David Villa)の4人が並んだ。
得点王に贈られるゴールデンブーツには、アシスト数などが考慮され、ミュラーが輝いた。また、最優秀選手(ゴールデンボール)にはフォルラン、最優秀若手選手にはミュラーが選出された。(c)AFP