【6月6日 AFP】サッカー国際親善試合、オランダ対ハンガリー。オランダは6-1で快勝したが、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)が左太ももを負傷した。

 オランダのベルト・ファン・マルワイク(Bert van Marwijk)監督は、ロッベンが2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)を欠場する可能性もあるとしている。

 後半から出場したロッベンは19分と35分に得点し、素晴らしいパフォーマンスをみせていたが、40分にヒールパスを出した際に負傷し足を引きずりながらピッチを去った。

 ロッベンは、腰の違和感で5月26日のメキシコ戦、1日のガーナ戦を欠場していた。

 同監督は「アリエンは5日、チームとともに飛行機で(ヨハネスブルク、Johannesburgに)行かない」と話し、ロッベンがオランダで検査を受けることを明かした。

 主将のジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト(Giovanni Van Bronckhorst)は「素晴らしい試合だったが、アリエンのけがが暗い影を落とした。彼は痛がり、歩くのが困難であることが分かった」と説明している。

 ロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)は「アリエンのけがで、われわれは悲しみに襲われた。ロッカールームの空気は重かった。彼はわれわれのプレーに欠かせない。深刻でないことを願っている」と話している。

 W杯南アフリカ大会1次リーグでオランダは、デンマーク(14日)、日本(19日)、カメルーン(24日)と対戦する。

 また、同監督は「デンマーク戦の24時間前までにアリエンの登録を変更する可能性がある。しかし、その必要がないことを望んでいる」と語っている。(c)AFP