【6月5日 AFP】サッカー国際親善試合、日本対コートジボワール。コートジボワールは2-0で勝利したが、主将ディディエ・ドログバ(Didier Drogba)が右腕を骨折し、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)出場が絶望的となった。

 ドログバは田中マルクス闘莉王(Marcus Tulio Tanaka)と接触した際に右腕を痛め、わずか18分でセイドゥ・ドゥンビア(Seydou Doumbia)と交代した。ピッチを退いたドログバは、試合が行われたスイス・シオン(Sion)市内の病院で検査を受けていた。

 コートジボワールのスベン・ゴラン・エリクソン(Sven-Goran Eriksson)監督は「ディディエ・ドログバはひじを負傷した。W杯でプレーできるかどうかは分からない。もちろん、こころから心配している。彼はチームの主将であり、重要な選手です。彼とはまだ話していませんが、痛みがすごくあるようだ」と話している。

 コートジボワールは前半13分にドログバの放ったフリーキックが闘莉王のオウンゴールを誘って先制、後半35分にはコロ・トゥーレ(Kolo Toure)の得点で追加点を奪い、勝利を決定付けた。(c)AFP