【6月1日 AFP】スイスの数学者が独自の統計システムを用いて2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)参加国の勝率を予測したところ、優勝国の筆頭候補はブラジルとなった。スペインも小差で優勝候補の2位となった。

 スイス人数学者、ロジャー・カウフマン(Roger Kaufmann)氏は、11日に開幕する2010年サッカーW杯南アフリカ大会参加国について、ホーム、アウェーのゴール数や最新の国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)ランキングなどを参考に、自身が開発した統計ソフトウェア「ダイナミック・スポーツ・アナリシス(dynamic sport analysis)」を用いて優勝の確率を計算し、その結果をウェブサイト「www.rogerkaufmann.ch」で公表している。

 これによると、優勝する確率が最も高かったのはブラジルで15.4%。次が15.2%のスペイン。ブラジルとの優勝確率の差はわずか0.2%だ。

■日本の優勝確率は?

 一方、優勝の可能性が最も低いのは北朝鮮で、確率は0.1%。日本、韓国、ニュージーランド、ホンジュラスも優勝の確率は1%未満しかない。

 ただし、カウフマン氏によると、これらの統計は1試合ごとに変わるという。(c)AFP

【参考】カウフマン氏によるW杯参加各国の優勝確率(英語)