サッカーW杯南ア大会開会式、マンデラ元大統領は欠席か
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【4月29日 AFP】6月11日に行われる2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の開会式に、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元南ア大統領(91)は出席しない予定だと、同氏の孫が28日明らかにした。
マンデラ氏の孫で国会議員でもあるマンドラ・マンデラ(Mandla Mandela)氏が、訪問先のインドでAFPのインタビューに応じたもの。体力が衰えつつあるマンデラ氏の開会式への出席について尋ねると、「出席はまずないだろう。祖父は非常に高齢で、彼に無理をさせるつもりもない」と答え、生まれ故郷である東ケープ(Eastern Cape)州のクヌ(Qunu)の自宅からテレビで見ることになるだろうと付け加えた。また、マンデラ氏には差し迫った健康上の問題はないことを強調した。
出席の可否については、開会式が近くなった時点で、家族およびネルソン・マンデラ財団(Nelson Mandela Foundation)が正式に発表するという。
マンデラ氏の欠席は、同氏の熱烈なファンのみならず、国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football Association、FIFA)をも落胆させることになるだろう。同連盟のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長は23日、マンデラ氏の体調が許せば、ぜひ主賓として迎えたいと発言していた。(c)AFP/Adam Plowright
マンデラ氏の孫で国会議員でもあるマンドラ・マンデラ(Mandla Mandela)氏が、訪問先のインドでAFPのインタビューに応じたもの。体力が衰えつつあるマンデラ氏の開会式への出席について尋ねると、「出席はまずないだろう。祖父は非常に高齢で、彼に無理をさせるつもりもない」と答え、生まれ故郷である東ケープ(Eastern Cape)州のクヌ(Qunu)の自宅からテレビで見ることになるだろうと付け加えた。また、マンデラ氏には差し迫った健康上の問題はないことを強調した。
出席の可否については、開会式が近くなった時点で、家族およびネルソン・マンデラ財団(Nelson Mandela Foundation)が正式に発表するという。
マンデラ氏の欠席は、同氏の熱烈なファンのみならず、国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football Association、FIFA)をも落胆させることになるだろう。同連盟のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長は23日、マンデラ氏の体調が許せば、ぜひ主賓として迎えたいと発言していた。(c)AFP/Adam Plowright