【2月6日 AFP】ナイジェリアサッカー連盟(Nigeria Football Federation、以下NFF)は5日、シュアイブ・アモドゥ(Shuaibu Amodu)代表監督の解任を発表すると同時に、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で指揮を執る新監督候補を発表した。

 チームを率いて2009年11月にW杯南アフリカ大会出場権を手にしたアモドゥ前監督は、1月に開催されたアフリカ・ネイションズカップ(アフリカ選手権、African Nations Cup 2010)でチームを3位に導いたものの、メディアや国民から批判を浴びていた。

 NFFが発表した新監督候補の筆頭はロシア代表のフース・ヒディンク(Guus Hiddink)監督で、他にはバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督、02年サッカーW杯でセネガル代表を率いたブルーノ・メツ(Bruno Metsu)氏、06サッカーW杯でガーナ代表監督を務めたラトミール・ジュコビッチ(Ratomir Djukovic)氏、過去にイングランド代表の暫定監督を務めたピーター・テイラー(Peter Taylor)氏が名を連ねている。

 長時間に及ぶ話し合いの末に発表された公式の声明によると、NFFの技術委員会はヒディンク氏、メツ氏、ジュコビッチ氏のうちの1人を2月中に即時雇用することを提言し、外人監督の費用はナイジェリア連邦政府が負担するとしている。(c)AFP