【1月12日 AFP】(13日写真追加)サッカーアフリカ・ネイションズカップ(アフリカ選手権、African Nations Cup 2010)は11日、グループリーグの2試合が行われ、グループAではアルジェリアが0-3でマラウィに敗れ、グループBではコートジボワールがブルキナファソと0-0で引き分けた。

 同大会2度目の出場のマラウィは、ラッセル・ムワフリルワ(Russel Mwafulirwa)、Ivis Kafoteka、ダヴィ・バンダ(Davi Banda)が得点し、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の出場権を獲得して意気揚々と開催国アンゴラに乗り込んだアルジェリアを3-0で破った。

 トーゴ代表チームを乗せたバスが襲撃され2人が死亡、9人が負傷した事件を受け、同代表が欠場となったため3チームの参加となったグループBでは、勝ち点3を獲得すると思われていたコートジボワールが引き分けた。

 コートジボワールはディディエ・ドログバ(Didier Drogba)、コロ・トゥーレ(Kolo Toure)、ヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)を中心に試合を支配したが、大きなチャンスを作ることが出来ず、優勝の可能性を感じさせるには程遠い内容に終わった。

 また、トーゴ代表チームバス襲撃事件でアンゴラ治安部隊は同日、容疑者2人を逮捕、さらなる襲撃を防ぐためカビンダ(Cabinda)にある選手村を封鎖した。(c)AFP/Nick Reeves