【11月25日 AFP】アジア・サッカー連盟(Asian Football ConfederationAFC)は24日、クアラルンプール(Kuala Lumpur)で年間表彰式を行い、日本代表のミッドフィルダー(MF)遠藤保仁(Yasuhito Endo)が年間最優秀選手に選出された。

 年間最優秀クラブに浦項スティーラース(Pohang Steelers)、男子の年間最優秀代表チームには韓国代表、年間最優秀監督には同国代表の許丁茂(Huh Jung-Moo、ホ・ジョンム)監督が選ばれるなど、表彰式では韓国勢の受賞が目立った。

 男子年間最優秀ユースプレーヤーは韓国の寄誠庸(Ki Sung Yueng、キ・ソンヨン)が、女子の年間最優秀ユースプレーヤーには2年連続で日本の岩渕真奈(Mana Iwabuchi)が選出されている。

 また、最優秀フェアプレー協会には日本サッカー協会(Japan Football AssociationJFA)、長きにわたってサッカーに貢献した個人に与えられるダイヤモンド・オブ・アジアにはジェネラル・ファロウク・ブゾー(General Farouk Bouzo、シリア)氏が輝いた。

 2008年も最終候補に残っていたJリーグ1部(J1)ガンバ大阪(Gamba Osaka)の遠藤は「この賞を獲得でき光栄に思う。昨年はノミネートされたが残念な結果に終わった。より素晴らしいプレーができるよう努力したい」と受賞の喜びを語っている。

 ほか4人の候補者を抑えて受賞した遠藤は「(2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)では)準決勝進出を目指している。難しいことは分かっているがベストを尽くす」と語っている。(c)AFP

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