【11月19日 AFP】(記事更新、写真追加)2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州プレーオフ、ウクライナ対ギリシャ第2戦。試合はギリシャが1-0で勝利し、2試合合計スコア1-0で1994年米国大会以来の本大会出場を決めた。

 ディミトリス・サルピンギディス(Dimitris Salpingidis)の得点で勝利を収めたギリシャが、16年ぶり2度目となるW杯出場を果たした。

 15日にアテネ(Athens)で行われた第1戦を0-0のスコアレスドローで終えた両チームは、雨にぬれたピッチで立ち上がりは攻勢に出ることができなかったが、ギリシャは前半31分にゲオルギオス・サマラス(Georgios Samaras)の鋭いパスに抜け出したサルピンギディスが得点を挙げた。

 ビクトル・ユーシェンコ(Viktor Yushchenko)大統領が観戦に訪れたウクライナは、後半にプレッシャーをかけ続けたが、ディフェンスがうまく機能したギリシャは、ロングシュートやカウンターを防ぎウクライナを無得点に抑えた。(c)AFP