【10月24日 AFP】南アフリカ・サッカー協会(South Africa Football AssociationSAFA)は23日、カルロス・アルベルト・パレイラ(Carlos Alberto Parreira)氏が監督に復帰することを明らかにした。

 パレイラ氏は、夫人の病気を理由に2008年4月に同国監督を辞任し、後任をジョエル・サンタナ(Joel Santana)氏が務めていたが、サンタナ氏は初陣のナイジェリア戦を含め9試合で8敗を喫し、先日解任されていた。

 決勝でペナルティーキック(PK)戦の末にイタリアを破り、ブラジル代表を1994年W杯米国大会で優勝に導いたパレイラ氏だが、06サッカーW杯では準々決勝でフランスに敗れ、十分な成績を残すことができなかった。

 2007年1月に南アフリカ代表の監督に就任したパレイラ氏は、チーム強化に苦戦し、2008年のアフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup 2008)ではグループリーグ敗退に終わった。

 なお、現時点ではパレイラ氏の補佐役や給料は明らかとされていないが、以前は月額19万5000ユーロ(2700万円)が支払われていた。(c)AFP