【10月8日 AFP】サッカーポルトガル代表でスペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のスター選手、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)選手に対し、サッカー選手としてのキャリアを終わらせようとする魔術とそれを防御しようとする魔術がかけられ、話題となっている。

 ポルトガルのコレイオ・ダ・マニャ(Correio da Manha)紙によると、ロナウド選手に「裏切られた」海外の資産家女性がスペイン人の魔術師「ペペ(Pepe)」に同選手のサッカー選手としてのキャリアを終わらせるのろいをかけるよう依頼したという。ロナウド選手が若くて美しい女性と腕を組んで歩く姿は、たびたび写真に撮られている。

 同選手は現在足首を負傷しているが、「ペペ」はこれを自分の魔術の威力のおかげだと語っている。

 黒いろう人形とロナウド選手の名前を走り書きした写真を持っている写真が同紙に掲載された「ペペ」は、依頼主の女性の身元を明らかにすることは拒んだが、女性から1万5000ユーロ(約195万円)を受け取ったとしている。

「これは仕事。彼に対する個人的な恨みは何もないが、最後までやり遂げる」と語っている。

 同国の日刊紙「24 Horas」は、別の魔術師「ファフェ(Fafe)」が6日、「ロナウド選手に非常に近い人物」によって、「ペペ」の魔術を防御する魔術をかけるよう依頼されたと報じている。

「ファフェ」はライバルの魔力に疑問を抱いているとしつつも、「その魔術が本物だとすれば、それを終わらせるために、ロナウド選手の写真の横でろうそくを燃やした」と語っている。

 ロナウド選手は10日に行われる2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選のハンガリー戦に向け、5日から代表チームに合流している。同選手は試合までにけがは治るだろうと語っている。(c)AFP

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