【10月6日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選・グループ1で3位につけているポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が5日、怪我を押してでも10日に行われるハンガリー戦に出場する意思があることを明かした。

 クリスティアーノ・ロナウドは、4日に行われた所属するレアル・マドリード(Real Madrid)の試合を足首のけがのため欠場している。

 代表チームが予選に向けた準備を行うポルトガルのオビドス(Obidos)に到着したクリスティアーノ・ロナウドは「順調に回復している。経過を見守らなくてはならないが、土曜日(10日)は大丈夫になっているだろう」と出場に意欲を見せた。

 現在グループ1は、勝ち点18でデンマークが首位、勝ち点15でデンマークが2位、勝ち点13でポルトガルが3位、同13でハンガリーが4位となっている。

 ポルトガルは、14日の予選最終戦で勝ち点3を計算できる最下位マルタと対戦することから、W杯本大会へ出場するためにはハンガリー戦の勝利が不可欠となる。

 10日には首位デンマークと2位スウェーデンの直接対決も行われる。

 ハンガリー戦に向けてクリスティアーノ・ロナウドは「勝たなくてはならない、とても重要な2試合。(予選突破が)無理だなんて考えているのなら、代表選手として出場する価値もない。(ハンガリーは)フィジカルが強いチームだけれど、ポルトガルが普通に戦えば、勝つだろう。いや必ず勝つ」と語り、ハンガリー戦は勝つためにあると断言している。(c)AFP

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