【9月6日 AFP】（写真追加、記事更新）2010年サッカーW杯南アフリカ大会（2010 World Cup）南米予選第15節、アルゼンチン対ブラジル。試合はブラジルが3-1で勝利し、本大会出場を決めた。

　ブラジルは、ライバルのアルゼンチンを下して本大会出場を決め、W杯全大会出場のプライドを守った。一方、敗れたアルゼンチンは同予選で自動的にW杯出場権が得られる4位に踏みとどまっているが、ディエゴ・マラドーナ（Diego Maradona）監督にはより大きなプレッシャーがかかる結果となった。

　W杯5度優勝のブラジルは、レアル・マドリード（Real Madrid）に所属するカカ（Kaka）がチームを牽引した。

　ブラジルは前半、24分にエラーノ（Elano）のフリーキックをフリーのルイゾン（Luisao）が頭で合わせて先制すると、その6分後にはカカの折り返しからジルベルト・シウヴァ（Gilberto Silva）が放ったシュートのこぼれ球をルイス・ファビアーノ（Luis Fabiano）が詰めて追加点を奪った。

　前半に2点をリードしたブラジルは後半、21分にヘスス・ダトロ（Jesus Datolo）に30ヤード（約27.4メートル）のミドルシュートを決められて1点を返されたが、23分にはカカの素晴らしいパスに再びルイス・ファビアーノが抜け出してゴールキーパー（GK）のマリアーノ・アンドゥハル（Mariano Andujar）の頭上を破って3点目を挙げた。(c)AFP

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