【2月17日 relaxnews】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の観戦チケットの初回販売が20日から開始される。

 同大会チケットの販売総数は300万枚。うち各試合の15%は開催国・南ア国民のみが購入できるカテゴリー4に確保される。

 価格帯は20ドル(約1800円)のカテゴリー4から、決勝戦カテゴリー1の900ドル(約8万3000円)まで。チケット1枚の平均価格は06年ドイツ大会の136ドル(約1万2500円)から139ドル(約1万2800円)とわずかに上がったが、カテゴリー4のうち最低価格帯の12万枚は特に南アの低所得層ファン向けを考慮し、ドイツ大会の最低価格35ユーロ(約4000円)よりも安く設定されている。

 国際サッカー連盟(FIFA)は公式サイトで、チケットの価格はW杯が「世界最高峰の国際スポーツイベント」であることを反映しながらも「南ア市場を考慮に入れて」設定したと説明している。

 アフリカ大陸初のサッカーW杯となる南アフリカ大会は、2010年6月11日にヨハネスブルク(Johannesburg)で開幕する。チケット購入希望者はFIFAのサイトから申し込める。(c)relaxnews

FIFAの公式ウェブサイト(英語)