【12月6日 AFP】サッカーロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワ(CSKA Moscow)が、監督を退任するヴァレリー・ガザエフ(Valery Gazzaev)氏の後任候補にオランダ代表やスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)で監督を務めたフランク・ライカールト(Frank Rijkaard)氏を挙げたことが、地元メディアにより明らかになった。

 2001年にCSKAモスクワの監督に就任したガザエフ氏は、シーズン終了後に退任の意向を2008年初頭に表明していた。ガザエフ氏は、チームを国内リーグ戦で3度(2003年、2005年、2006年)、国内カップ戦では4度(2002年、2005年、2006年、2008年)の優勝に導き、 そして2004-05年シーズンにはUEFA杯(UEFA Cup)の制覇に導いた。

 2008年6月にFCバルセロナの監督を辞任したライカールト氏は、約5年の在任期間中に国内リーグ戦で連覇(04-05シーズンと05-06シーズン)を成し遂げ、また05-06シーズンにはチームを欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)の制覇に導いた。

 また地元メディアは、ブラジル代表を指揮し現在重圧に苦しむドゥンガ(Dunga)氏も後任候補になり得ると報じている。