【11月26日 AFP】アジア・サッカー連盟（AFC：Asian Football Confederation）の2008シーズン年間アワードが上海（Shanghai）で行われた。

　年間最優秀選手は最有力候補とされていたガンバ大阪（Gamba Osaka）のミッドフィールダー（MF）で日本代表の遠藤保仁（Yasuhito Endo）ではなく、ウズベキスタン代表でFCブニョドコル（FC Bunyodkor、ウズベキスタン）に所属するセルヴェル・ジェパロフ（Server Djeparov）が受賞し、年間最優秀クラブはガンバ大阪が、年間最優秀代表チームは日本代表が選出された。

　年間最優秀監督にはガンバ大阪を率いてAFCチャンピオンズリーグ2008（AFC Champions League 2008）制覇を達成した西野朗（Akira Nishino）監督が、特別功労賞には6月に死去した元日本サッカー協会会長の長沼健（Ken Naganuma）氏が選出された。長沼氏は1968年のメキシコ五輪で日本代表を率いて日本サッカー史上唯一のメダルを獲得し、Jリーグ創設に尽力した。

　また、日本サッカー協会が年間フェアプレー協会賞にも輝いている。

　主なAFC年間アワード受賞者は以下の通り。

■年間最優秀選手（Player of the year）

セルヴェル・ジェパロフ（ウズベキスタン）

■年間最優秀代表チーム（National team of the year）

日本代表

■年間最優秀クラブ（Club of the year）

ガンバ大阪（日本）

■年間最優秀監督（Coach of the year）

西野朗（ガンバ大阪）

■特別功労賞（Diamond of Asia special award）

長沼健（日本）

■年間フェアプレー協会賞（Fairplay of the year）

日本サッカー協会

■年間最優秀協会（Association of the year）

イランサッカー協会

(c)AFP