【10月17日 AFP】(18日記事更新)アルゼンチンサッカー協会(Asociacion del Futbol ArgentinoAFA)は、アルゼンチン代表のアルフィオ・バシーレ(Alfio Basile)監督が、「個人的な問題」を理由に辞任したと発表した。

 64歳のバシーレ氏は、15日に行われた2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)南米予選のチリ戦で精彩を欠いたアルゼンチンが0-1と敗れたことを受け、批判にさらされていた。アルゼンチンにとってチリ戦での黒星は1973年以来となり、W杯予選では史上初めての敗戦だった。

 アルゼンチンはチリ戦以前の国際Aマッチ7試合でも精彩を欠いており、白星は10月11日に2-1で勝利した同予選のウルグアイ戦のみだった。

 バシーレ氏は、2006年にアルゼンチン1部リーグのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)の監督からアルゼンチン代表監督に就任した。1991年から1994年の間に同代表監督を務め、1994年サッカーW杯米国大会で指揮を執っている。前任のホセ・ペケルマン(Jose Pekerman)氏が、06サッカーW杯ドイツ大会の準々決勝で敗北した責任を取り辞任したことを受け、アルゼンチン代表監督に就任していた。(c)AFP